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Life with My Dog 犬と暮らす

犬のトイレの重要性

犬のトイレ。室内犬ならなおさらとても重要です。

犬のしつけの中でも悩みが多いのがトイレ。ここは一歩引いて広い目で、人と犬が同じ空間で過ごすという視点で、犬のトイレについてしつけトレーナーの永島ゆかり先生がわかりやすく解説してくださいます。


犬と過ごす上で居心地のいい空間
人と犬が同じ空間で過ごすのに大切なこと、それは空間をコーディネートすること。
人と犬が共存するための空間作り。
お互いが居心地のいい空間を得なければいけないと思っています。
どちらかが我慢をすることでストレスが発生し、問題行動が出現します。

<例えば>

  • (人の場合)イライラしてしまい怒鳴ってしまう、暴力に発展してしまう等
  • (犬の場合)吠え、噛み、アレルギー、病気等

その空間作りの中で重要なのは「トイレの場所」だと思っています。

トイレに関する悩み

  • トイレシートの認識がない
  • クッションやソファー等の洗えないものにしてしまう
  • 家中にマーキングをしてしまう
  • 家でトイレをしない

犬のトイレ問題に関しては色々あると思います。
このトイレの失敗はイライラの原因にも繋がりますので、なるべく失敗を減らしたいですね。
重要なポイントは「犬を迎えたら、犬がどこで、どんな時に排泄するか」を観察し、
「排泄の原理を理解し、リズムをつけてあげる」です。

トイレの問題は自然現象なので止めることは出来ないけれど
犬に無理をさせない範囲でコントロール出来たら、お互いが快適に過ごすことが出来ると思っています。

トイレトレーニング成犬のケース
それではどうしたら、上手に犬がトイレを意識させることが出来るのかを保護犬のあんこちゃんを例にあげて見ていきましょう。

【保護犬・あんこちゃん(仮名)】5歳♀、トイレシート認識なし



トイレ、自由に遊べる空間、寝る場所作り

はじめは観察する人が観察しやすい範囲の大きさに設定。
(いきなりリビング全体だと空間が広すぎて目が届かない場所が出てくるので控えましょう)
空間全体に沢山の犬のトイレシーツを敷いておきます。(トイレシートならどこで排泄してもOK)

<注意点>

  • 犬のトイレの広さは成犬時の大きさよりも大きめに作る。(回転出来る位)
  • 囲いや扉の開閉があると便利(犬がトイレから出ない、はみ出し、マーキング時も対応)

では、どんな時に犬は排泄するでしょうか?人と照らし合わせて考えてみましょう。
寝て起きた時、遊んでいる時、食事の前後、外出の前後、寝る前等ではないでしょうか?
上記のタイミングで犬のトイレの扉を開けて促します。
その時、掛け声をかけてあげると良いでしょう(チッチ、ピッピ、ワンツー等)。
そうすることで、いつでもどこでも犬は排泄が可能になってきます。



でも失敗する そんな時は

私たちがタイミングを読めずに、犬がトイレ以外でしてしまったときは、オシッコはしなくても
トイレの扉をあけて誘導してあげて、掛け声をかけてあげます。
そして速やかに、トイレ以外に置いておいたオシッコのついたシートは片付けます。
この時、トイレシートは追加しなくていいです。犬のトイレでない空間のシートは一枚ずつ減って行きます。
囲いの外に置いたトイレシートが無くなる頃には犬はトイレを覚えているでしょう。

囲いを外し、少しずつ遊ぶ空間を広げていきます。
遊んでいる途中、何度かトイレに誘導します。
遊び終わったら、また囲いをつけ寝る時間です。
犬がトイレを覚えるまではリズムを作ってあげることが大事です。

ご家庭に合った行動パターンに合わせて「犬をトイレに連れて行く習慣」を身につける。
これが大きなポイントになるかと思います。
犬にトイレの習慣を身につかせるまで「排泄をしても、しなくても」連れて行くことが大事になってきます。

犬がトイレを7~8割程度出来るようになってきたら、扉を開けっぱなしにしてフリーにすることも可能だと思います。

また、閉めっぱなしでも、問題なく過ごせるようになると思います。
不思議と犬はトイレに行きたくなると、扉をガリガリして教えてくれるようにもなります。

今では、あんこちゃんのトイレはリビングにありません。
トイレの時間になったら、トイレに促せばするようになりました。


犬の排泄 トイレのしつけ以外の悩み
最後に犬の興奮時の排泄に関して、こちらもタイミングが分かっている訳ですから、

犬が興奮する場面になる前にトイレに連れて行くことです。
犬の嬉ションも同じです。嬉しいことが起こる前にトイレに連れて行きくこと。

犬のマーキングに関しては簡単ではありませんが、根気よくマメにトイレに連れて行くこと。
犬がマーキングしそうなときに促す。またこれが犬の習慣の場合も、精神的な場合も、減らすことが出来ると思います。

犬のトイレトレーニング時にトイレで排泄したら、リードを付けて外に出る習慣も同時につけてあげると、散歩時の排便が減り、また外のみの排便になる傾向が減ります。
犬が家でも外でもトイレ出来る習慣が大切だと思っています。


正解、不正解はない

犬のトイレトレーニングの形に正解、不正解はないんです。
その仔にあっているか、あっていないか。その仔の希望の場所か、そうでないかと思っています。
なので、まずはこちら側の希望を犬に伝えます。 
伝えたうえで、その仔の希望も叶えつつ、軌道修正していく。
強引ではなく、お互いが寄り添って見つけて行くことが大事になってくるわけです。

是非、ご家庭にあった犬のトイレ習慣を身につけていただけたらと思っています。
犬のトイレの習慣がついてきたら、「安心できる場所」の確保です。

Buddy’s house*では直接お会いしてのトレーニングの他にメールやラインでのトレーニングのコーディネートも行っております。
お悩みやご相談などがありましたら、いつでもご相談ください。




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